ここ最近無制限使えるポケットWiFiが大変人気となっています。中でも、エックスモバイル株式会社の提供する「限界突破WiFi」が、派手なCMを出していることやデータ容量が無制限ということで話題となっています。

話題の限界突破WiFiの概要や料金、メリットとデメリットを解説し、限界突破WiFiが本当におすすめのポケットWiFiなのか、書いていきたいと思います。

限界突破WiFiのサービス概要

月額料金:3,500円
海外利用の可否:380円/日~(利用国、容量によって異なる)
契約期間:2年
データ容量:無制限
速度:下り最大速度150Mbps/上り最大速度50Mbps
回線:大手3キャリア(Softbank、Docomo、au)4GLTE回線

限界突破wifiの良い評判

限界突破WiFiの悪い評判

限界突破WiFiのメリット

公式サイトがおすすめする限界突破WiFiの特徴は以下の5つです。

・通信容量の限界突破
・国境の限界突破
・モバイルWiFiの限界突破
・料金の限界突破
・エリアの限界突破

メリット1

限界突破WiFiは、国内での月間データ容量が無制限となっています。そのため、光回線のようにデータ容量を気にする事なく、動画やゲームを安心して楽しむことが可能です!

ただし、著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信を行った場合、該当の契約者に対し通信速度を制限する場合があるので注意しましょう。

メリット2

同じルーター端末で海外でも利用可能!
限界突破WiFiは、普段お使いのモバイルルーター端末をそのまま海外(世界107か国)へ持っていき利用することもできます。

ただし、海外で使う場合、端末の設定変更を行う必要があります。また、別途料金(380円/日~)が発生するので注意が必要。また、海外で使う際の料金も利用国、地域・容量によって異なりますので、事前に公式サイトで確認することをおすすめします。

メリット3

WiFiなのに端末で地図や翻訳アプリも利用可能
限界突破WiFiの端末は、WiFi機能だけでなく、地図や翻訳アプリの利用も可能となっています。
その分、他のポケットWiFiルーター端末と比較すると、端末本体が少し重たいというデメリットもあるので注意しましょう。

メリット4

限界突破WiFiの料金について
限界突破WiFiの料金プランは1種類のみとシンプルで、契約期間中は定額3,500円(税別)となっています。 そのため、他のポケットWiFiであるような複雑な料金プランだったり、2年経過後に割引がなくなったりという心配をする必要はありません。
また、端末代金・初期費用も一切不要です。

また、支払い方法はクレジットカード払いのみとなっており、クレジットカードを持っていない方は契約できないので注意しましょう。

メリット5

通信エリアはSoftbank、Docomo、auの3キャリア対応
限界突破は通信エリアも広範囲。クラウドSIM技術(※)により、SoftBank、Docomo、auの3キャリアの中から、エリアにあわせて最適な回線を自動接続することができます。

シンプルでわかりやすい料金、そして大手キャリアの回線を使っているというのは、契約者にとっては非常に安心できるポイントですね。

要チェック!3月の通信障害とその後の規定変更に関して

完全無制限で話題となっていた限界突破WiFiですが、3月7日より通信障害が発生していたと公式サイトに掲載されています。理由としては、一部のユーザーによる大容量通信が断続的に行われたため。現在も限界突破WiFiの通信障害の影響は続いているとのことです。

この状況を踏まえて、限界突破WiFiの公式サイトから無制限を取り止めるとのアナウンスがありました。変更内容は以下の通りです。

変更後

データ容量:1日5GB以上もしくは1日10GB以上
通信速度:下り4Mbps 上り1.0Mbpsもしくは128Kbps

今後は上記の通り速度制限がかかってしまいます。

1日5GB以上使った場合と、10GB以上使った場合の2パターンあり、なるべく制限は緩く抑えられているものの、完全無制限で使えるわけではなくなってしまったため注意が必要です。

限界突破WiFiのデメリット

デメリット1:完全無制限ではなくなってしまった

サービス概要でもお伝えした通り、2020年3月28日付で限界突破WiFiは完全無制限ではなくなるという公式発表がありました。

それでもまだ、1日5GBは速度制限なく使うことができ、大容量のポケットWiFiであることは間違いありません。しかし、しかし、今回起きた通信障害の原因が回線のパンクだったことを考えると、今後契約者が増えるにつれて速度制限が厳しくなる可能性もあります。

デメリット2:限界突破WiFiのサービスを開始して間もない

限界突破WiFiは、2019年10月にサービスを開始した新生ポケットWiFiです。そのため、実際の契約者の口コミ・評判が決して多くはないというのもデメリット。

限界突破WiFiに限らず、新しいサービスの場合、契約者数も少なくサポート体制が不十分ということもあるの注意しましょう。 ポケットWiFiを選ぶ基準として安心感も求めるのであれば、他のポケットWiFiでの契約がおすすめです。

デメリット3:3キャリア使えるとはいえ、ほとんどがSoftbank回線

限界突破WiFiは大手3キャリアの回線を利用していると謳っていますが、実際のところ、接続される回線はほとんどがSoftbank回線です。

これは、限界突破WiFiに限らず、クラウドSIM技術を使っているどんなときもWiFiなどの無制限ポケットWiFiにも同じことが言えます。

そのため、Docomoやauしか繋がらないエリアでは、WiFiが繋がらない、速度が遅いという可能性もあるので注意が必要です。

デメリット4. 更新月以外の解約は違約金がかかる

限界突破WiFiの5つ目のデメリットは、更新月以外の解約は違約金がかかる点です。

限界突破WiFiは、契約期間の定めはありませんが、最低利用期間が24ヶ月と決められているため、24ヶ月を待たずに解約すると、18,000円もの解約金が発生していまいます。

また、限界突破WiFiは24か月の利用期間終了後、継続して契約する場合は1年契約となる仕組みとなっています。そのため、2年間経過後であっても、次の1年後の更新月までに解約した場合は5,000円の解約金が発生します。

まとめ

以上が限界突破wifiに関するレビューになります。
契約を検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。